水先人の資格試験情報について
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資格名 | 水先人 |
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資格の概要 | 水先人とは、多数の船舶が行き交う港や海峡、内海において、それらの環境に精通することが困難な外航船や内航船の船長を補助し、船舶を安全かつ効率的に導く専門家のことで、国家資格である水先人免許の取得が必要 |
資格の種類 | 国家資格 |
受験資格 | 【三級水先人の乗船履歴】 [総トン数]:1,000GT以上 [航行区域]:沿海以遠 [職務歴]:航海士以上又は実習生 [職務期間]:1年以上 【二級水先人の乗船履歴】 [総トン数]:3,000GT以上 [航行区域]:沿海以遠 [職務歴]:一等航海士以上 [職務期間]:2年以上 【一級水先人の乗船履歴】 [総トン数]:3,000GT以上 [航行区域]:沿海以遠 [職務歴]:船長 [職務期間]:2年以上 ◆免許を取得するまでの流れ 1.一定の乗船履歴及び、三級海技士(航海)免許の取得 2.登録水先人養成施設の課程の修了 3.国家試験である水先人試験の合格 4.水先人の免許の取得 ※免許の有効期限は原則5年間で、更新には登録水先免許更新講習を受講することが必要 ◆上級免許への進級 *二級、三級の修業生は免許を取得後、業務経験を積み重ねることでそれぞれ上級の免許への進級が可能 *進級には業務経験を2年以上経た上で、登録水先人養成施設の課程を修了し、水先人試験への合格が必要 ◆水先人養成制度(養成期間と内容) ○三級水先人 [合計期間]:2年6ヶ月 座学:9.5ヶ月 操船シミュレータ:6ヶ月 商船乗船:4ヶ月 タグ乗船:0.5ヶ月 水先現場:10ヶ月 ○二級水先人 [合計期間]:1年6ヶ月 座学:6ヶ月 操船シミュレータ:3.5ヶ月 タグ乗船:0.5ヶ月 水先現場:8ヶ月 ○一級水先人 [合計期間]:9ヶ月 座学:3.5ヶ月 操船シミュレータ:1.5ヶ月 水先現場:4ヶ月 *座学:航海・運用・法規・英語に関する科目等(実習・実験を含む)を履修 *操船シミュレータ訓練:操船シミュレータ装置を用いて実践的に履修 *商船乗船訓練:外航船・内航船・学内船に乗船しての訓練 *タグ乗船訓練:タグボートに乗船しての訓練 *水先現場訓練:各水先区で、水先人に帯同しての実務的な訓練 |
願書受付・方法等 | 6月下旬の1週間程度 |
受験区分等 | 【区分・行使範囲】 ◆三級水先人:上限2万総トンまでの船舶、但し、危険物積載船は不可 ◆二級水先人:上限5万総トンまでの船舶、但し、危険物積載船は上限2万総トンまで ◆一級水先人:制限なし |
試験期日 | ◆1次試験:5月中旬〜6月上旬頃の2日間 ◆2次試験:11月〜翌1月までの指定された日時 |
試験科目・ 内容・方法等 |
◆1次試験: [身体検査] [筆記試験] ・海上事故予防法規 ・当該水先区の航法に関する法規 ・気象及び海象知識 ・航路障害物、航路標識その他重要な事項に関する知識 ・船舶の操縦に関する知識及び技能 ・水先人として必要と認められる知識又は技能であって国土交通省令で定める事項 ◆2次試験: [口述試験] ・気象・海象知識 ・水深/距離/障害物、航路標識等の知識 ・操船知識 ・国際通信信号知識 ・条例/規則 ・英会話 ・一次試験範囲の応用問題 |
試験時間 | 各地方運輸局にご確認下さい |
合格基準・合格率 ・レベル等 |
各地方運輸局にご確認下さい |
合格発表 | 試験の約1ヵ月後 |
受験料 | ◆1次試験:身体検査3,450円 筆記試験10,300円 ◆2次試験:12,400円 |
試験場所 | ◆1次試験:東京 ◆2次試験:地方運輸局 |
実施団体等 | 国土交通省 海事局船員部船舶職員課水先係 |
管轄 | 国土交通省 |
水先人試験関連本等
3780円 |
2730円 |