1級建設機械施工技士の資格試験情報について
スポンサード リンク
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
資格名 | 1級建設機械施工技士 |
---|---|
資格の概要 | 建設機械施工技士は、土木工事/舗装工事/とび・土工工事/許可業者・施工技術者のための、施工管理技士国家資格のうちの1つで、建設工事の機械化施工に従事する技術者の技術の向上を図ることを目的とし、建設業法第27条第1項に基づき国土交通大臣指定機関が実施する国家試験 また、この技術検定合格者については、建設業法で定められた専任技術者(建設業許可)主任技術者・監理技術者(現場常駐)としての資格も付与されています。 【1級技術検定試験における建設機械施工法】 ◇トラクター系建設機械操作施工法: ブルドーザー、トラクター・ショベル、モーター・スクレーパーその他これらに類する建設機械による施工 ◇ショベル系建設機械操作施工法: パワー・ショベル、バックホウ、ドラグライン、クラムシェルその他これらに類する建設機械による施工 ◇モーターグレーダー操作施工法: モーター・グレーダーによる施工 ◇締固め建設機械操作施工法: ロード・ローラー、タイヤ・ローラー、振動ローラーその他これらに類する建設機械による施工 ◇舗装用建設機械操作施工法: アスファルト・プラント、アスファルト・デストリビューター、アスファルト・フィニッシャー、コンクリート・スプレッダー、コンクリート・フィニッシャー、コンクリート表面仕上機等による施工 ◇基礎工事用建設機械操作施工法: くい打機、くい抜機、大口径掘削機その他これらに類する建設機械による施工 |
資格の種類 | 国家資格 |
受験資格 | ◆受験資格は、下記のいずれかに該当する者 1.大学卒業後 ◇実務経験年数(指導監督的実務経験を1年以上含む) ・指定学科卒業後:3年以上 ・指定学科以外卒業後:4年6ヶ月以上 2.短期大学・高等専門学校卒業後 ◇実務経験年数(指導監督的実務経験を1年以上含む) ・指定学科卒業後:5年以上 ・指定学科以外卒業後:7年6ヶ月以上 3.高等学校卒業後 ◇実務経験年数(専任の主任技術者としての実務経験を1年以上含む) ・指定学科卒業後:8年以上 ・指定学科以外卒業後:9年6ヶ月以上 ◇実務経験年数(指導監督的実務経験を1年以上含む) ・指定学科卒業後:10年以上 ・指定学科以外卒業後:11年6ヶ月以上 4.その他の者 ◇実務経験年数(専任の主任技術者としての実務経験を1年以上含む) ・13年以上 ◇実務経験年数(指導監督的実務経験を1年以上含む) ・15年以上 5.高校卒業後、2級建設機械施工技術検定合格した者 ◇実務経験年数(専任の主任技術者としての実務経験を1年以上含む) ・指定学科卒業後:次のいずれかに該当 @2級の種別の一つの経験が2年以上で、他の種別を通算して6年以上 A同上の経験が1年6 月以上2年未満で、他の種別を通算して7年以上 B2級合格後3年以上br />・指定学科以外卒業後:次のいずれかに該当 @2級の種別の一つの経験が3年以上で、他の種別を通算して7年以上 A同上の経験が2年3月以上3年未満で、他の種別を通算して8年6月以上 B2級合格後3年以上 ◇実務経験年数(指導監督的実務経験を1年以上含む) ・指定学科卒業後:次のいずれかに該当 @2級の種別の一つ の経験が2年以上で、他の種別を通算して8年以上 A同上の経験が1年6 月以上2年未満で、他の種別を通算して9年以上 B2級合格後5年以上 ・指定学科以外卒業後:次のいずれかに該当 @2級の種別の一つ の経験が3年以上で、他の種別を通算して9年以上 A同上の経験が2年3月以上3年未満で、他の種別を通算して10年6月以上 B2級合格後5年以上 6.その他の者で、2級建設機械施工技術検定合格した者 ◇実務経験年数(専任の主任技術者としての実務経験を1年以上含む) 次のいずれかに該当 @2級の種別の一つの経験が6年以上で、他の種別を通算して10年以上 A同上の経験が4年以上6年未満で、他の種別を通算して12年以上 B2級合格後3年以上 ◇実務経験年数(指導監督的実務経験を1年以上含む) 次のいずれかに該当 @2級の種別の一つの経験が6年以上で、他の種別を通算して12年以上 A同上の経験が4年以上6年未満で、他の種別を通算して14年以上 B2級合格後5年以上 ※[指定学科]:機械工学、土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地又は造園に関する学科を含む)、都市工学、衛生工学、交通工学、電気工学又は建築学に関する学科 ◆実地試験の受験資格 1級の学科試験合格者と、前年度の学科試験の合格者(学科免除受検者)のみ 【学科免除受検者】 前年度に学科試験に合格したが、実地試験が不合格(欠席を含む)になった者 【実務経験(主な例)】 ※建設工事の実施にあたり、建設機械を適確に操作するとともに、建設機械の運用を統一的かつ効率的に行うために必要な技術上のすべての職務経験をいい、具体的には下記に関するものをいいます。 ・受注者(請負人)として施工を管理(工程管理、品質管理、安全管理等を含む)、指導・監督した経験(施工図の作成や、補助者としての経験も含む) ・発注者側における現場監督技術者等(補助者も含む)としての経験 ・設計者等における工事監理の経験(補助者としての経験も含む) ・建設機械の運転助手として施工に従事した経験 ※なお、施工に直接的に関わらない以下の経験は含まれません ・設計のみの経験 ・建設工事の単なる雑務や単純な労務作業、事務系の仕事に関する経験 【指導監督的実務経験】 「実務経験」の中でも特に、現場代理人、主任技術者、施工監督、工事主任などの立場で、部下等に対して建設機械の操作をはじめ、工事の技術面を総合的に指導監督した経験 【専任の主任技術者の経験】 「公共性のある工作物に関する重要な工事」(次の@、Aの両方に該当すること)に配置された主任技術者のこと @元請、下請にかかわらず工事1 件の請負代金額が2,500万円以上(建築一式の場合は、5,000 万円以上) A工事の種類で、次のいずれかに該当するもの *国・地方公共団体が発注した工作物の工事 *鉄道・道路・ダム・河川・港湾・上下水道等の公共的工作物の工事 *電気事業用施設・ガス事業用施設の工事 *学校・図書館・工場・病院・百貨店・事務所ビル等の公衆または不特定多数の人が使用する施設の工事 |
願書受付・方法等 | ◆学科試験:3月上旬〜4月中旬頃 ◆実地試験:8月上旬から2週間以内 |
受験区分等 | 1級建設機械施工技士 |
試験期日 | ◆学科試験:6月中旬頃 ◆実地試験:8月下旬〜9月中旬頃 |
試験科目・ 内容・方法等 |
【試験科目と試験基準】 ◆学科試験:(択一式/記述式) ◇土木工学: ・建設機械による建設工事の施工に必要な土木工学に関する概略の知識を有すること ・設計図書を正確に読みとるための知識を有すること ◇建設機械原動機: ・建設機械の内燃機関の構造及び機能に関する概略の知識を有すること ・建設機械の内燃機関の運転及び取扱いに関する概略の知識を有すること ・建設機械の内燃機関の衰損、故障及び不調の原因並びにその対策に関する概略の知識を有すること ◇石油燃料: ・石油燃料の種類、用途及び取扱いに関する概略の知識を有すること ◇潤滑剤: ・潤滑剤の種類、用途及び取扱いに関する概略の知識を有すること ◇法規: ・建設工事の施工に必要な法令に関する概略の知識を有すること ◇建設機械: ・建設機械の構造及び機能に関する一般的な知識を有すること ・建設機械の運転及び取扱いに関する一般的な知識を有すること ・建設機械の衰損、故障及び不調の原因並びにその対策に関する一般的な知識を有すること ◇建設機械施工法: ・建設機械による建設工事の施工の方法に関する一般的な知識を有すること ・建設機械を主にした建設機械の組合せによる建設工事の施工に関する概略の知識を有すること ・建設機械の施工能力の測定に関する一般的な知識を有すること ・建設機械による建設工事の施工の運営及び管理に関する概略の知識を有すること ◆学科試験[実施試験の一部]:(記述式) ※学科免除受検者及び2級資格取得者で実技試験免除該当受検者についても、記述式試験は受検する必要があります。 ◇建設機械組合せ施工法: ・6種類の施工法の組合せによる施工法についての記述試験 ◆実地試験: ※下記から2科目を選択し、所定コース内で運転操作 1.トラクター系建設機械操作施工法:ブルドーザー 2.ショベル系建設機械操作施工法:油圧ショベル(左操作レバー旋回方式) 3.モーターグレーダー操作施工法:モータ・グレーダー 4.締固め建設機械操作施工法:ロード・ローラー 5.舗装用建設機械操作施工法:アスファルト・フィニッシャー 6.基礎工事用建設機械操作施工法:アースオーガー ◇建設機械操作施工法 ・建設機械の操作を正確に行う能力を有すること ・建設機械の点検及び故障の発見を正確に行う能力を有すること ・建設機械による建設工事の施工を適確に行う能力を有すること |
試験時間 | ◆学科試験 [記述式・組合せ施工法(実地試験の一部)]:1時間 [記述式]:1時間 [択一式]:1時間30分 |
合格基準・合格率 ・レベル等 |
◆学科試験の合格率:25〜35%前後 ◆実地試験の合格率:90%前後 |
合格発表 | ◆学科試験:8月上旬頃 ◆実地試験:11月下旬頃 ◇技術検定合格証明書送付:12月中旬頃 |
受験料 | ◆学科試験 1つの種類を受験:10,100円 ◆実地試験(必ず学科試験合格後に納入する事) ・操作施工法(実技試験)2科目と組合せ施工法(学科試験と同日実施の記述式試験)を受検:27,800円 ・2級1種別合格者は、操作施工法(実技試験)2 科目中1科目免除で操作施工法(実技試験)1科目と組合せ施工法(学科試験と同日実施の記述式試験)を受検:21,400円 ・2級2種別合格者は、操作施工法(実技試験)2科目免除で組合せ施工法(学科試験と同日実施の記述式試験)のみを受検:15,000円 |
試験場所 | ◆学科試験: 北広島市、仙台市、東京都、新潟市、名古屋市、東大阪市、広島市、高松市、福岡市、那覇市 ◆実地試験: 石狩市、多賀城市、栃木県下都賀郡、秩父市、新潟市、小松市、刈谷市、明石市、小野市、広島市、善通寺市、福岡県糟屋郡須恵町、国頭郡 ※種別によっては、実地試験を受けられない試験場所があるので前もってご確認を! |
実施団体等 | 社団法人 日本建設機械化協会 |
管轄 | 国土交通省 |