建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の資格試験情報について
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資格名 | 建築物環境衛生管理技術者 |
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資格の概要 | 建築物環境衛生管理技術者とは、建築物の環境衛生が適性に維持管理がなされているかを指導・監督する専門家を認定するための厚生労働省管轄の国家資格 ※通称:ビル管理技術者やビル管理士と呼ばれる 「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づいて、面積3000平方メートル以上(学校については8000平方メートル)の建築物には、建築物環境衛生管理技術者の選任が義務付けられています。 資格取得に関しては、厚生労働大臣の指定を受けた財団法人ビル管理教育センターが行う建築物環境衛生管理技術者国家試験に合格、または、建築物環境衛生管理技術者登録講習会の全課程を修め良好な成績を得た者に対し免状が交付されます。 |
資格の種類 | 国家資格 |
受験資格 | 【資格試験】 ◆厚生労働省令で定められた建築物の用途部分において、環境衛生上の維持管理に関する実務に2年以上従事した者 (試験日の前日までに通算して2年以上の実務期間がある方) [実務に従事した建築物の用途]: 1.興行場(映画館、劇場等)、百貨店、集会場(公民館、結婚式場、市民ホール等)、図書館、博物館、美術館、遊技場(ボーリング場等) 2.店舗、事務所 3.学校(研修所を含む) 4.旅館、ホテル 5.その他の類する建築物 多数の者の使用、利用に供される用途であって、かつ、衛生的環境も類似しているもの ※受験資格に該当する用途:共同住宅、保養所、寄宿舎、保育所、老人ホーム、病院等 ※受験資格に該当しない用途:倉庫、駐車場、工場等、その他特殊な環境にあるもの [環境衛生上の維持管理に関する実務内容例]: ・下記の実務等で、受験者本人が建築物の環境衛生上の維持管理に関する業種の会社、又はそれらの業務の担当部署等に勤務し、本来職務として又は主要職務として、上記実務を直接そして反復継続して行うことが必要です。 1.空気調和設備管理 2.給水、給湯設備管理(貯水槽の維持管理を含む) 3.排水設備管理(浄化槽の維持管理を含む) 4.ボイラ設備管理 5.電気設備管理(変電、配電等のみの業務を除く) 6.清掃及び廃棄物処理 7.ねずみ、昆虫等の防除 ◇設備管理:設備についての運転、保守、環境測定及び評価等を行う業務 ※該当しない実務:修理専業、アフターサービスとしての巡回サービスなど 【建築物環境衛生管理技術者講習会】 ・建築物環境衛生管理技術者講習会を修了した者には「修了証書」が交付され、申請することにより厚生労働大臣から「建築物環境衛生管理技術者免状」が交付されます。 ◆学歴+実務経験 1.大学又は旧大学の理学、医学、歯学、薬学、保健学、衛生学、工学、農学又は獣医学の課程を卒業(文系を除く):[実務経験]卒業後1年以上 2.防衛大学校の理工学の課程を卒業:[実務経験]卒業後1年以上 3.海上保安大学校を卒業:[実務経験]卒業後1年以上 4.短期大学又は、高等専門学校又は旧専門学校の理学、医学、歯学、薬学、 保健学、衛生学、工学、農学又は獣医学の課程を卒業(文系除):[実務経験]卒業後3年以上 5.高等学校又は旧中等学校の工業に関する学科を卒業:[実務経験]卒業後5年以上 6.学校教育法第56条の規定により大学に入学することができる者、または旧中等学校を卒業(大学又は短大の文科系も含む):[実務経験]卒業後5年以上 ◆資格+実務経験 7.医師:[実務経験]必要なし 8.一級建築士:[実務経験]必要なし 9.技術士の機械、電気・電子、水道、又は衛生工学部門の登録を受けた者:[実務経験]必要なし 10-a.第一種冷凍機械責任者免状:[実務経験]資格取得後1年以上 10-b.第二種冷凍機械責任者免状:[実務経験]資格取得後2年以上 11.臨床検査技師又は衛生検査技師の免許:[実務経験]資格取得後2年以上 12-a.第一種電気主任技術者免状又は第二種電気主任技術者免状:[実務経験]資格取得後1年以上 12-b.第三種電気主任技術者免状:[実務経験]資格取得後2年以上 13.衛生管理者免許(学校教育法第56条の規定により大学に入学することができる者、又は旧中等学校を卒業した者に限る):[実務経験]資格取得後5年以上 14-a.特級ボイラー技士免許:[実務経験]資格取得後1年以上 14-b.一級ボイラー技士免許:[実務経験]資格取得後4年以上 15.厚生労働大臣が上記各号に掲げるものと同等以上の学歴及び実務の経験又は 知識及び技能を有すると認める者 ◇1〜5、10〜12、14は、特定建築物の用途その他これに類する用途に供される部分の延べ面積が、おおむね3000m?をこえる建築物の当該用途に供される部分において、業として行う環境衛生上の維持管理に関する実務(掃除その他これに類する単純労務を除く)または、環境衛生監視員として勤務 ◇6は、同上の実務(掃除その他これらに類する単純労務を含む)に従事する者を指導・監督した経験、または環境衛生監視員として勤務 ◇13は、同上の実務(1,000人以上の労働者を使用する事業場において専任の衛生管理者として 当該実務に従事したことを要する) |
願書受付・方法等 | 【資格試験】 5月上旬〜6月中旬頃 【建築物環境衛生管理技術者講習会】 年に15〜6回実施されますので、(財)ビル管理教育センターのHPにてご確認ください! |
受験区分等 | 建築物環境衛生管理技術者 |
試験期日 | 【資格試験】 10月上旬頃 |
試験科目・ 内容・方法等 |
【資格試験】 ◆午前 1.建築物衛生行政概論:20問 2.建築物の環境衛生:25問 3.空気環境の調整:45問 ◆午後 4.建築物の構造概論:15問 5.給水及び排水の管理:35問 6.清掃:25問 7.ねずみ、昆虫等の防除:15問 【建築物環境衛生管理技術者講習会】 1.建築物衛生行政概論 2.建築物の構造概論 3.建築物の環境衛生 4.空気環境の調整 5.給水及び排水の管理 6.清掃 7.ねずみ、昆虫等の防除 |
試験時間 | 【資格試験】 ◆午前:3時間 ◆午後:3時間 【建築物環境衛生管理技術者講習会】 [受講期間]:約3週間 [講習時間計]:103時間 1.建築物衛生行政概論:12時間 2.建築物の構造概論:8時間 3.建築物の環境衛生:13時間 4.空気環境の調整:26時間 5.給水及び排水の管理:20時間 6.清掃:16時間 7.ねずみ、昆虫等の防除:8時間 |
合格基準・合格率 ・レベル等 |
【資格試験】 ◆合格基準は、例年7科目の合計で65%以上の正解率、かつ、各科目40%以上の正解率 合格率は10〜15%前後 |
合格発表 | 【資格試験】 11月上旬頃 |
受験料 | 【資格試験】 13,900円(非課税) 【建築物環境衛生管理技術者講習会】 129,000円(平成23年度) |
試験場所 | 【資格試験】 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪府、福岡市 【建築物環境衛生管理技術者講習会】 札幌市、仙台市、富山市、東京都、名古屋市、大阪府、福岡市 |
実施団体等 | 財団法人 ビル管理教育センター |
管轄 | 厚生労働省 |