電気通信設備工事担任者の資格試験情報について
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資格名 | 電気通信設備工事担任者 |
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資格の概要 | 情報通信技術の進化に伴い、ネットワークは音声だけではなくデータ等を含んだ大容量の情報を、高速かつ高品質に伝送できるようになっています。 そして、電気通信設備工事担任者は、今では生活に欠かせなくなっているインターネットなどの通信回線と、それらを接続する情報通信ネットワーク端末設備の接続及び配線工事を行い、または監督するための専門の技術者です。 電気通信設備工事担任者の資格は、利用者が電気通信事業者のネットワークに自らのネットワークや端末設備等を接続する際に、必要な知識及び技能を持った者が工事を行い、又は実地に監督することにより、全体としての電気通信回線設備を保護し、利用者が安定した良好な電気通信サービスやブロードバンドサービスを受けられるようにするために設けられた総務省所管の国家資格です。 尚、電気通信設備工事担任者の資格は、日本データ通信協会 電気通信国家試験センターが実施する国家試験に合格して免状交付の申請を行う他に、総務大臣の認定を受けた学校等の団体が行っている養成課程を修了し申請を行う事で、免状の交付を受けることがでます。 電気通信設備工事担任者の工事範囲は、その所有している資格の種類により下記の通りに決められています。 ◆AI第1種: アナログ伝送路設備(アナログ信号を入出力とする電気通信回線設備)に端末設備又は自営電気通信設備を接続するための工事及び総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続するための工事 ◆AI第2種: アナログ伝送路設備に端末設備等を接続するための工事(端末設備等に収容される電気通信回線の数が50以下であつて内線の数が200以下のものに限る)及び総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続するための工事 (総合デジタル通信回線の数が64kbps換算で50以下のものに限る) ◆AI第3種: アナログ伝送路設備に端末設備を接続するための工事(端末設備に収容される電気通信回線の数が1のものに限る)及び総合デジタル通信用設備に端末設備を接続するための工事 (総合デジタル通信回線の数が基本インタフェースで1のものに限る) ◆DD第1種: デジタル伝送路設備(デジタル信号を入出力とする電気通信回線設備)に端末設備等を接続するための工事。 ただし、総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続するための工事を除く。 ◆DD第2種: デジタル伝送路設備に端末設備等を接続するための工事(接続点におけるデジタル信号の入出力速度が100Mbps以下のものに限る)。ただし、総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続するための工事を除く。 ◆DD第3種: デジタル伝送路設備に端末設備等を接続するための工事(接続点におけるデジタル信号の入出力速度が100Mbps以下のものであつて、主としてインターネット接続のための回線に限る)。ただし、総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続するための工事を除く。 ◆AI・DD総合種: アナログ伝送路設備又はデジタル伝送路設備に端末設備等を接続するための工事 |
資格の種類 | 国家資格 |
受験資格 | 年齢、性別、学歴等に関係なく、だれでも受験することができます。 [一部科目免除制度]: ※所有資格の種類又は種別、実務経験、認定学校修了・修了見込みにより、一部科目の免除規定が細かく定められています。 電気通信国家試験センターのHPにてご確認ください! [科目合格による科目免除]: 「受験による科目合格」の免除有効期限は、3年となります。 |
願書受付・方法等 | ◇インターネット @2月上旬〜3月上旬頃 A8月上旬〜9月上旬頃 ◇郵送 @2月上旬〜3月上旬頃 A8月上旬〜8月下旬頃 |
受験区分等 | AI第1種、AI第2種、AI第3種、DD第1種、DD第2種、DD第3種、AI・DD総合種 |
試験期日 | @5月中旬頃 A11月下旬頃 |
試験科目・ 内容・方法等 |
◆AI第1種: @基礎 a.電気工学(電気回路、電子回路、論理回路)の基礎 b.電気通信の基礎 A技術 a.端末設備の技術 b.総合デジタル通信の技術 c.接続工事の技術 d.トラヒック理論 e.情報セキュリティの技術 B法規 a.電気通信事業法及びこれに基づく命令 b.有線電気通信法及びこれに基づく命令 c.不正アクセス行為の禁止等に関する法律 d.電子署名及び認証業務に関する法律及びこれに基づく命令 ◆AI第2種: @基礎 a.電気工学(電気回路、電子回路、論理回路)の基礎 b.電気通信の基礎 A技術 a.端末設備の技術 b.総合デジタル通信の技術 c.接続工事の技術 d.トラヒック理論 e.情報セキュリティの技術 B法規 a.電気通信事業法及びこれに基づく命令 b.有線電気通信法及びこれに基づく命令 c.不正アクセス行為の禁止等に関する法律 d.電子署名及び認証業務に関する法律及びこれに基づく命令 ◆AI第3種: @基礎 a.電気工学(電気回路、電子回路、論理回路)の初歩 b.電気通信の初歩 A技術 a.端末設備の技術 b.総合デジタル通信の技術 c.接続工事の技術 d.情報セキュリティの技術 B法規 a.電気通信事業法及びこれに基づく命令の大要 b.有線電気通信法 及びこれに基づく命令の大要 c.不正アクセス行為の禁止等に関する法律の大要 ◆DD第1種: @基礎 a.電気工学(電気回路、電子回路、論理回路)の基礎 b.電気通信の基礎 A技術 a.端末設備の技術 b.ネットワークの技術 c.接続工事の技術 d.情報セキュリティの技術 B法規 a.電気通信事業法及びこれに基づく命令 b.有線電気通信法及びこれに基づく命令 c.不正アクセス行為の禁止等に関する法律 d.電子署名及び認証業務に関する法律及びこれに基づく命令 ◆DD第2種: @基礎 a.電気工学(電気回路、電子回路、論理回路)の基礎 b.電気通信の基礎 A技術 a.端末設備の技術 b.ネットワークの技術 c.接続工事の技術 d.情報セキュリティの技術 B法規 a.電気通信事業法及びこれに基づく命令 b.有線電気通信法及びこれに基づく命令 c.不正アクセス行為の禁止等に関する法律 d.電子署名及び認証業務に関する法律及びこれに基づく命令 ◆DD第3種: @基礎 a.電気工学(電気回路、電子回路、論理回路)の初歩 b.電気通信の初歩 A技術 a.端末設備の技術 b.ネットワークの技術 c.接続工事の技術 d.情報セキュリティの技術 B法規 a.電気通信事業法及びこれに基づく命令の大要 b.有線電気通信法 及びこれに基づく命令の大要 c.不正アクセス行為の禁止等に関する法律の大要 ◆AI・DD総合種: @基礎 a.電気工学(電気回路、電子回路、論理回路)の基礎 b.電気通信の基礎 A技術 a.端末設備の技術 b.総合デジタル通信の技術 c.接続工事の技術 d.トラヒック理論 e.情報セキュリティの技術 f.ネットワークの技術 B法規 a.電気通信事業法及びこれに基づく命令 b.有線電気通信法及びこれに基づく命令 c.不正アクセス行為の禁止等に関する法律 d.電子署名及び認証業務に関する法律及びこれに基づく命令 ※基礎の水準は、初級に相当するAI第3種及びDD第3種の2つと上級に相当するその他5つの2段階 ※技術と法規の水準は、AI及びDDで各々第3種、第2種、第1種と順次高くなり、総合種は両者を総合したもの |
試験時間 | ◆AI・DD総合種 1科目受験者(技術以外):40分 1科目受験者(技術のみ):1時間20分 2科目受験者(技術は含まず):1時間20分 2科目受験者(技術を含む):2時間 3科目受験者:2時間40分 ◆AI第1種・AI第3種・DD第2種 1科目受験者:40分 2科目受験者:1時間20分 3科目受験者:2時間 ◆AI第2種・DD第3種 1科目受験者:40分 2科目受験者:1時間20分 3科目受験者:2時間 ◆DD第1種 1科目受験者:40分 2科目受験者:1時間20分 3科目受験者:2時間 |
合格基準・合格率 ・レベル等 |
合格基準:各科目の満点は100点で、合格点は60点以上 合格率は年度・種別により異なるが、全体の平均は30%前後 |
合格発表 | @6月中旬頃 A12月中〜下旬頃 |
受験料 | 8,700円 |
試験場所 | 東京、横浜、市川、さいたま、小山、甲府、札幌、旭川、仙台、秋田、郡山、盛岡、長野、新潟、金沢、富山、名古屋、静岡、津、大阪、神戸、京都、広島、岡山、米子、周南、松山、高松、徳島、熊本、福岡、宮崎、大村、鹿児島、那覇 |
実施団体等 | 日本データ通信協会 電気通信国家試験センター |
管轄 | 総務省 |